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伊坂幸太郎『アヒルと鴨のコインロッカー』 [読書案内]

アヒルと鴨のコインロッカー

アヒルと鴨のコインロッカー

  • 作者: 伊坂 幸太郎
  • 出版社/メーカー: 東京創元社
  • 発売日: 2003/11/20
  • メディア: 単行本

 伊坂幸太郎『アヒルと鴨のコインロッカー』を読みました。
 伊坂幸太郎の作品は『グラスホッパー』を初めて読んで以来、気に入ってよく読んでいます。
 『アヒルと鴨』は「現在」と「二年前」の物語が交互に語られる形で進んでいきます。
 村上春樹の『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』ではないけれど、読んでいて文体にも村上春樹らしい雰囲気が感じられました。
 例えば、比喩の使い方。

 「部屋には段ボールの山が待っていて、無言の圧力を与えてきた。この積まれた箱がこの世から消えることなんて、アメリカから軍隊が消えるくらいに、不可能なことに思えた。」

 物語が進むにつれて、「現在」と「二年前」が少しずつ繋がってきます。
 この小説がなぜ「ミステリ」なのかも読み終えた今は理解できます。
 おすすめの本です。


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