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『敦 山月記・名人伝』 [国語教育]

李陵・山月記

李陵・山月記


 世田谷パブリックシアターで野村萬斎構成・演出の『敦 山月記・名人伝』を見てきました。
 観劇の前は三軒茶屋駅前の「カフェ・ボッサ」でグリーン・カレーのランチ。
 カフェ・ボッサのH.Pはこちら http://www.cafebossa.com/

 野村萬斎は今回のみどころについてインタビューに次のように答えています。

「『敦』にはひとつのテーマというものが貫かれています。『人間存在というものに対するひとつの懐疑』というものです。……演じる側も観客の側も、“中島敦という宇宙”に上手に入り込み、その宇宙観を共有することができれば、共に楽しめる作品になると思います」(公演プログラムより)

 中島敦の漢文調物語が野村萬斎の狂言の世界と見事に融合した作品に仕上がっていました。
 また、劇中には『山月記』の李徴、『名人伝』の紀昌のほかに4人の敦が登場し、群読のような形で台詞が展開していきます。

李 徴「隴西の李徴は」
敦 一「博学才穎、天保の末年、若くして名を虎榜に連ね、
   ついで江南尉に補せられたが、」
敦 三「性、狷介、」
敦 四「自ら恃むところ頗る厚く、」
敦 二「いやしき官吏に甘んずるを」
敦たち「潔しとしなかった。」(『SPT02』2005年9月より)

 そこでふと思ったのですが、『山月記』も『名人伝』も実は群読に適したテキストなのではないでしょうか?
 現在の高校生にはもはや“古典”となってしまった『山月記』を群読させることで国語教育の中での復興を目指したいと思います。

 『敦』のDVDはこちら

敦 atsushi-山月記・名人伝-

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  • 出版社/メーカー: コロムビアミュージックエンタテインメント
  • 発売日: 2006/08/30
  • メディア: DVD


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