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「国語総合」教科書採録短歌ベスト10 [国語教育]

みだれ髪

みだれ髪


 このところ国語教育から離れた話題が続いてしまいました。
 今日は「国語総合」の教科書に採録された短歌について発表します。
「国語総合」教科書全20冊を調査した結果、短歌ベスト10は次のようになりました。(丸数字は採録教科書数)

  第1位 その子二十櫛にながるる黒髪のおごりの春のうつくしきかな(与謝野晶子)⑭
  第2位 不来方のお城の草に寝ころびて/空に吸はれし/十五の心(石川啄木)⑪
  第3位 のど赤き玄鳥ふたつ屋梁にゐて足乳根の母は死にたまふなり(斎藤茂吉)⑩
   〃  春の鳥な鳴きそ鳴きそあかあかと外の面の草に日の入る夕(北原白秋)⑩
   〃  幾山川越えさり行かば寂しさの終てなむ国ぞ今日も旅ゆく(若山牧水)⑩
  第6位 マッチ擦るつかのま海に霧ふかし身捨つるほどの祖国はありや(寺山修司)⑧
   〃  白鳥は哀しからずや空の青海のあを染まずただよふ(若山牧水)⑧
  第8位 友がみなわれよりえらく見ゆる日よ/花を買ひ来て/妻としたしむ
      (石川啄木)⑤
   〃  あかあかと一本の道とほりたりたまきはる我が命なりけり(斎藤茂吉)⑤
   〃  死に近き母に添寝のしんしんと遠田のかはず天に聞ゆる(斎藤茂吉)⑤
   〃  昼ながら幽かに光る蛍一つ孟宗の薮を出でて消えたり(北原白秋)⑤

 与謝野晶子「その子二十」が1位、啄木の「不来方の」が2位となりました。
 茂吉の歌は3首ランクインしています。
 また、採録短歌数の多い歌人ベスト10は次のようになりました。(数字は採録されている短歌数、丸数字は採録教科書数を表す)

  第1位 石川啄木 36⑲
  第2位 与謝野晶子 34 ⑲
  第3位 斎藤茂吉  34⑱
  第4位 北原白秋 28⑮
  第5位 若山牧水 25⑭
  第6位 寺山修司 21⑫
  第7位 俵 万智 9⑦
  第8位 長塚 節 9⑥
  第9位 正岡子規 9⑤
  第10位 近藤芳美 8⑤

 石川啄木が堂々の第1位となりました。
 採録短歌数は9首ですが、俵万智が第7位に入っています。


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降龍十八章

この二月、高校生の期末テスト対策に付き合って、短歌と俳句を勉強しました。正岡子規は短歌もあるのですね。
以前、競馬のタカモト先生が俵万智の意味を知らずして、的中なしとおっしゃっていましたが、いまだに意味がわかりません。なにか、万葉集やほかの作品の頭文字を集めたペンネームかと推理するのですが、意味をご存知でしょうか?
by 降龍十八章 (2006-06-10 11:23) 

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